挨拶のビジネスマナー、あなたはきちんと守れていますか?

The following two tabs change content below.
リハビリのお仕事Magazineでは、理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)などリハビリ職の方々に向けて情報を発信しております。 寄稿希望・取材依頼・お問い合わせなどございましたら、info@rehabili-shigoto.comまでどうぞ。

「おはようございます」「ありがとうございます」「お疲れさまです」
こうした挨拶は、誰もが当たり前に行っているコミュニケーションです。私たちは幼稚園や保育園くらいから「元気よく挨拶しましょう」と先生に教わり、学生生活を送る中で「常識」として身につけていきます。

しかしいざ社会人になってみると、きちんと挨拶できない人が思いのほか多いのです。特にリハビリ職など専門職に従事する人は、学生時代から専門分野に特化した環境に身を置いているために、一般的なビジネスマナーが身についていないケースもあります。

これからはセラピストが地域へ出て活躍の場を広げていく時代。そんな時に、「病院やクリニックでは許されていたから」とマナーの欠如があったとしたら、そのままにしておくのは望ましくありませんよね。

この記事では、社会人として知っておくべき「挨拶のビジネスマナー」についてまとめます。

挨拶の重要性

ビジネスマナー 挨拶
挨拶は、他者へ話しかける上でもっとも簡単で気軽に使える言葉です。相手に対して友好的な意思を表すアプローチであり、互いの心を通わせあうために必要な第一歩。明るい挨拶を心がけることで、チーム内のコミュニケーション改善にも役立ちます。

挨拶をただの習慣として、おざなりに言葉を交わしているようでは何の意味もありません。むしろ人間は適切なレベルより低い扱いを受けると、反射的に不快感と怒りを覚えます。
挨拶ひとつで自分の印象が大きく変わってしまうことは、きちんと認識しておくべきでしょう。

挨拶によってあなたの評価が変わる

ビジネスマナー 挨拶
当たり前だと思って雑にしてしまいがちな挨拶ですが、社会人に対する「きちんと挨拶ができるかどうか」の評価は、学生時代とは比べ物にならないほど厳しいものです。それは養成校からずっと専門的な環境にいたセラピストも例外ではありません。一般の患者さんを相手にする以上、社会人としてビジネスマナーの習得は当然求められます。

当たり前だからこそ、それがきちんとできる人の印象は好ましいものになります。逆に挨拶を雑に済ますような人は、「当たり前のこともできないのか」と悪い印象を与えてしまうのです。
相手の目を見ない、声が小さい、自主的に声をかけない……このような態度で挨拶をすれば、あなたは間違いなく同僚や上司から「暗くて愛想がない」「態度が悪い」と思われて、評価を下げられてしまうでしょう。

気持ちのいい挨拶のポイント

ビジネスマナー 挨拶
それでは、どのような挨拶をすれば相手に好印象を与えられるのでしょうか。
気持ちのいい挨拶のポイントをまとめてまいります。

表情 口角がきりっと上がった、自然な笑顔
高めのトーンで、はっきりと発音する
職場環境に適した音量で元気よく
視線 相手の目をしっかり見る
目を見るのが苦手な人は相手の眉間や鼻のあたりを見る
姿勢 あいさつを終えるタイミングでお辞儀を添える

相手に気付いたら、自分から進んで挨拶するようにしましょう。積極的な姿勢は相手に好意を感じさせ、良い印象を与えます。あなたも、自分から声をかけてきてくれる相手に、悪い気持ちはしませんよね。
相手から挨拶が返ってこなくても、積極的に声掛けをするようにしましょう。
上司でも部下でも、勉強会で交流した外部のセラピストの方でも、自分から声をかけることを習慣づけます。相手が誰であっても積極的に挨拶するのがいいですね。

挨拶の言葉遣い

ビジネスマナー 挨拶
勤務先や外出先でどのような挨拶をするのがよいか見てみましょう。

出社 「おはようございます」
外出・帰社 「行ってまいります」
「ただいま戻りました」
用事を頼む・頼まれる 「お手数ですがお願いいたします」
「かしこまりました」
室内への入退室 「失礼いたします」
「失礼いたしました」
職場の人が帰社 「おかえりなさい」
「お疲れさまでした」
社員に会った時 「お疲れさまです」
退社 「お先に失礼します」

目上の人に対しては言葉遣いも少々改める必要があります。
「ご苦労様でした」「ごめんなさい」といった挨拶は、目上の人に対して使うべき言葉ではありません。正しくは「お疲れさまでした」「失礼いたしました」です。
正しい言葉遣いや挨拶ができないと、どんなにあなたが魅力的な人材でも信用を失いかねません。「いい子なんだけど、職場の代表として外部に行かせるのは不安だな……」などと思われたら、貴重な仕事のチャンスを逃してしまうことになるのです。
上記のような間違いやすい挨拶は、正しいものをきちんと把握しておくようにしましょう。

お辞儀のマナー

ビジネスマナー 挨拶
また、挨拶とともにお辞儀のマナーもチェックしておきましょう。お辞儀は頭を下げる角度によって使い分けますが、ビジネスシーンでは30度くらい頭を下げるのが適切です。お礼や謝罪の際は、それよりも深く下げます。

会釈
頭を約15度下げます。目線は自然に見つめた先で保ちます。
一呼吸おいてから頭を上げると自然ですね。
敬礼
頭を約30度下げます。ビジネスシーンで一般的に見るお辞儀ですね。
姿勢を整えてから状態を曲げると、猫背にならないので不格好になりません。
最敬礼
頭を約45度下げます。目線は自分のつま先に向けて、両手を身体の前で重ねると丁寧な印象になります。

顎が前に突き出していたり、猫背だったり……お辞儀をしたつもりでも、きちんとした姿勢を保てていなければ、格好悪い上に失礼な印象を与えてしまいます。
また、必要以上に深く頭を下げたり、長い間顔を上げないでいたりするのも、相手に不審な気持ちを抱かせてしまいかねません。
お辞儀の際は腕を身体の脇に沿わせ、かかとを揃えて、背筋を伸ばすことを心がけましょう。

参考サイト
・All About「あいさつを武器に変える!」(2017年7月26日)
・知っておきたい日常のマナー「挨拶のマナー」(2017年7月27日)
・社会人が身につけたい敬語・ビジネスマナー講座「気持ちのいいあいさつで円滑なビジネスライフを」(2017年7月27日)

この記事が気に入ったら
いいね!

最新記事をお届けします。

LINEで購読