あなたは必ず、「不安」に打ち勝つ精神を手に入れる

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患者さんへのコーチングが思うようにできない、職場のセラピストや看護師との関係が上手くいっていない、将来の展望に悩んでいる……。
そんな時、強い不安を感じて気持ちが沈んでしまうことはありませんか?

セラピストも人間ですから、メンタルにも波があるのは当然です。
しかしずっとくよくよ悩んで落ち込みやすくなってしまったり、仕事中に考え事をして集中できなくなってしまったり、やる気が出なくなってしまった時は要注意。
それは心が疲れている証拠かもしれません。

自分の不安をコントロールして、メンタルの不調を改善するにはどうしたらいいのでしょうか?

人は何を不安に思うのか?


メンタルを不調にする原因がはっきりしていれば対処できますが、それがいまひとつ明確にならないとずっともやもやしてしまいますよね。
そもそも、どうして人は悩みに対して不安になってしまうのでしょうか?

それは、悩みに対する答えが「見えない」からです。

たとえば患者さんのコーチングに悩んでいる時。
あなたが「今日も○○さん、リハビリに積極的じゃなかったな……」と落ち込んでいるとしましょう。
その時あなたはさまざまな仮説を立てて、患者さんが消極的な理由を探すはずです。

「自分の教え方が気に入らなかったのかな?」
「本当は別にやりたいことがあったのに、無理強いさせちゃったのかな?」
「ちょっとイラッとした態度、表に出しちゃったかもしれない……」

考えるほど心当たりのような反省点が出てきて、「患者さんからの信用、なくしちゃったかも……!?」と落ち込んでしまう。
そんな経験はありませんか?

しかし、少し落ち着いて考えてみましょう。
上に挙げた3つの仮説、自分一人で悩んでいても真偽は永遠に判断できませんよね?
なぜなら患者さんの本当の気持ちは、患者さんの心を覗きでもしない限り分からないからです。
けれど悩んだり落ち込んだりしていると、「見えないもの」に対してよからぬ仮説を立ててしまいがち。

見えないものは、見えるように作り替えろ


こうした悩みに対する不安をコントロールするには、「見えない」ものを「見える」ようにしてしまえばいいのです。
人間は分かっているものに対して不安を感じません。可視化することで、不安はグッと軽減されるはず。

1.不安な事柄を書き出す

まずは自分が不安に思っていることを書き出してみましょう。
文章にしてアウトプットするだけでも、頭の中でごちゃごちゃしている情報や悩みを整理することができてすっきりしますよ。

2.その不安が、自分でどうにか解決できることかどうか仕分けする

自分の不安を書き出すことができたら、今度はそれを「自分でコントロールできるかどうか」を基準に仕分けしてみましょう。

コントロールできそうなら、そのための解決方法も一緒に書き出しておきましょう。
たとえば「今度の論文発表会、上手くできるかなあ」という不安であれば、何度も発表原稿を読む練習をしたり、当日ミスをしないように早く眠る、といった対処が可能です。
不安がれば発表が上手くいくわけではありません。少しでも成功率が上がるよう、頑張っていくだけです。

コントロールができない悩みなら、現状を受け入れることも重要です。
たとえば「大地震が来て家族と離れ離れになったらどうしよう」といった類の悩みは、自分の力ではどうすることもできませんよね。
そういう時は現実に抗おうとせず、自分の人生の一部として受け入れてしまった方が楽に生きられます。

不安をマネジメントするために、まずは練習を


不安のコントロールはなかなか慣れるまでに時間がかかります。
しかし自分の不安を整理すること・それを制御できるかどうか判断すること。
そして制御できるなら、どのようにすればいいかを書き出すこと。
この3ステップが出来るようになれば、あなたは不安をマネジメントして健やかに生きられるはずです。
ぜひ、練習してみてくださいね。

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