「専門作業療法士」の資格が、あなたのキャリアを明るくする!

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作業療法士の上位資格として名前が挙がるのが、認定作業療法士専門作業療法士です。
認定作業療法士と専門作業療法士、名前は似ているけど資格としてどう違うの?
取得するためにはどうすればいいの?受験資格は?取得することのメリットは?などなど、気になる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は「認定作業療法士」について、基本的なことをわかりやすくまとめてみました!
認定作業療法士についてはこちらの記事をご参考ください。

専門作業療法士とは?

専門作業療法士
専門作業療法士とは、特定の専門作業療法分野で「高度で専門的な作業療法の実践能力」を持つと認められた認定作業療法士を指します。
高い能力を持つ作業療法士を養成することで、障害をもつ人々へ良質かつ効果的な作業療法サービスを提供する。そして対象者の生活支援に貢献し、作業療法の社会的価値を示す。
これが専門作業療法士に求められている役割です。

認定作業療法士が広い範囲の知識に富んだジェネラリストであるとするなら、専門作業療法士はその視点を備えた上でのスペシャリスト(専門家)。
つまり専門作業療法士は、認定作業療法士のさらに上をいくプロフェッショナルであると言えます。

専門作業療法士が持つ能力

専門作業療法士には先述の役割を果たすため、以下の能力が求められています。

  1. 作業療法の専門分野において、優れた判断と技術によってハイレベルな作業療法を実践出来る能力
  2. 作業療法の専門分野において、困難な事例にも対応出来る能力
  3. 認定作業療法士の持つ教育・指導・研究能力を、専門作業療法分野でも応用出来る能力

専門作業療法の7分野

専門作業療法士が選択する専門作業療法分野は以下の7つになります。

  • ・認知症
  • ・手外科
  • ・福祉用具
  • ・精神科急性期
  • ・高次脳機能障害
  • ・摂食嚥下
  • ・特別支援教育

専門作業療法士になるには

専門作業療法士
専門作業療法士になるには、受験資格を満たした上で書類審査を通過し、認定試験に合格する必要があります。

受験資格

  1. 認定作業療法士であること
  2. 研修・臨床・研究・教育と社会貢献の4実践を修了している、または単位を満たしていること

4実践について

研修実践:20単位

専門作業療法士
研究実践では、特別支援教育分野のカリキュラムを修得することで単位を獲得出来ます。
カリキュラムは専門分野ごとに定められており、「専門基礎研修」「専門応用研修」「専門研究・開発」の3段階に分けられています。
各研修で習得できる能力は以下の通りです。

  • ・専門基礎研修:各分野に応じた対象者に適切な評価・治療を実施出来る能力
  • ・専門応用研修:困難事例や少数事例にも対応できる能力、後輩の育成・指導が出来る能力
  • ・専門研究・開発:専門分野における研究・開発に携わり、その結果を広く伝達する能力

日本作業療法士協会主催の研修やSpecial Interest Group(SIG)と協会が協力して開催する研修のほか、大学院教育といった研修会へ参加することで単位を修得できます。
専門分野によっては指定の学会・研修会への参加が求められる場合もあるので、協会ホームページをよく確認しましょう。
研修実践の各段階で開催される研修会や学会への参加は、生涯教育制度基礎研修ポイントにもカウントされます!

臨床実践:20単位

専門作業療法士
臨床実践では、専門分野で事例数を50以上経験しているか、あるいはその専門分野で10年以上の勤務経験があるかを確認します。
事例数と勤務年数でそれぞれ10単位ずつ、あわせて20単位を取得することが求められます。
各専門分野での高度な臨床実践能力を量的に判断されるため、必要な事例の種別と数、また一定時間以上の勤務経験が定められているのです。
認定申請の際に事例数と勤務経験を報告する必要があるので、きちんと記録を残しておきましょう。

研究実践:10単位以上

専門作業療法士
研究実践では、専門分野での臨床実践成果をまとめた論文・著書・学会発表の実績を確認します。
取得単位の内訳は論文・著書で4単位以上、学会発表で4単位以上、事例報告登録制度に特別支援教育事例を2例以上提出で2単位です。
臨床実践が「量的」判断だったのに対し、研究実践では各専門分野での高度な臨床実践能力を質的に確認されます。
論文や学会発表については、対象となるジャーナルや学会が規定されているため確認が必要です。

教育と社会貢献の実践:10単位以上

専門作業療法士
専門作業療法士として認定を受ける場合、後輩育成のための教育実践や専門分野にかかる社会貢献の実践をしている必要があります。
単位の内訳は以下の通りです。

  • 教育実践(5単位以上):研修会などでの講師・シンポジスト・専門作業療法士のための臨床研修の指導
  • 社会貢献(5単位以上):論文査読・学会や研修会の運営・自治体事業への参画・ボランティア協力など専門分野にかかる社会的貢献

他3つの実践を進めながら、教育と社会貢献も積み重ねていきます。

取得の流れ

専門作業療法士
また専門作業療法士の資格は5年ごとの更新が必要です。
専門作業療法士の資格を更新することで、同時に認定作業療法士の資格も更新できます。

資格を持っていることのメリット

専門作業療法士
現状では、専門作業療法士になることで給与が上がる!働ける施設が増える!といった、直接的なメリットはありません。
しかし専門作業療法士の資格は、認定作業療法士がさらに専門性を極めたプロフェッショナルの証。
作業療法士としてのスキルアップ・キャリアアップはもちろん、転職の際にもアピールできるポイントとなります。

また、日本作業療法士協会は2016年に生涯教育制度の見直しを検討しています。
専門作業療法士取得のメリットについても、「第三者機関評価などに関する取り組みについては同様に行っていく予定」と回答しているようです。
今は取得するまでのスキルアップに重きが置かれている資格ですが、いつか持っていることで優遇されることがあるかもしれませんね。

ぜひ、取得を目指してみてはいかがでしょうか。

編集部より

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